R2年1月号

「肥後ちょんかけごまの技と心を次代へ」

                     理事 坂下 一郎 

 新年おめでとうございます。 保存会結成100年を目指しての一歩を、ワンチームで健康・安全で活動しましょう。 若い世代が育つことで未来の興隆が決まる。 今回は長野県飯田市のクラブを紹介します。

 

1.ひさかたちょんかけごまクラブ(結成平成204)

  ・会員32(小学校1~大学生主体)

 ・練習会場 公民館(無料)

 ・練習日 毎月第3土曜日 

   保存会員参加の夏休み10日間こま合宿(夜間含む)

 ・活動内容 いいだ人形劇フェスタ3日間出演(13年目) 

         むかし遊び 施設訪問 地域行事参加 

いいだ人形劇フェスタ(下久堅研修ステージにて)
いいだ人形劇フェスタ(下久堅研修ステージにて)

2.結成の経緯

 ・平成176月 長野県松川青年の家で肥後ちょんかけごま講習

            長野県飯田市立下久堅小学校総合的学習授業

 ・平成184月 下久堅小学校ちょんかけごまクラブ設立

 ・平成204月 校長交代により安全上の理由で廃部

            飯田市立公民館社会教育団体として登録現在に至る

 3.特徴

 ・年1回の保存会員の指導では限界あり、子ども達が主体的に考え 

  教えあい自由にやっている

 ・夏合宿は他県との交流を行っている

   (実績:鹿児島7名、愛知2名、岐阜1名、埼玉1)

      本年は水俣から父子2名、東京3名予定

 

4.合言葉

 やったらできる、やらんとできん、なんでもそう、きみならできる、

 なんどでもなんどでも、やったらできる

 

5.クラブ代表の談

 ちょんかけごまを続けていく中で大事にしていることは「親子で遊ぶ」ということです。 送り迎えしてくれるお父さん、お母さんに少しでも一緒にこまを回してほしいと言い続けています。 こまが回るようになるまで長い時間がかかります 親子で教え合い、励まし合い、仲間と競い合えることは、ちょんかけごまの魅力です。 今後も下久堅地域の子ども達が心豊かに大きく育ってほしいと願います。

 

 

 

 清正公さんの後の世の為に心で ちょんかけごまの技と心を継ぎ次代に託すことが私達の使命である