H30年2月号

やるき

 理事 中村 照 

 

 独楽を回すためには、上手い人に習うことである。 独学で回してもなかなか簡単に上手くなるものではない。 そこそこ回すようになるには上手い人に習って最低でも3年から5年は回さなければならないと思います。 その間、一歩一歩地道な修練を続けていくことになり、その間で大方の人達は、止めてしまいます。

 中には、「生まれながらの才能を持っている」と思われるほどに上手な人もいますが、こういう人は、人知れず黙々と努力をした人や、独楽が好きで没頭して回し続けた人であり「や る き」の心意気のある人である。 自分の心や行いを変えたいとしっかり心に思えばすぐにでも変えられる。 だが「自分は、才能がない」だとか少ししか回さないで「うまく回らない」と言っている人は、なかなか上達しないと思う、そうして「や る き」を失くして止めてしまう。

 

 

 つまり、上手くなるということは、心の持ち方にかかってくる。 決意したら、いくら苦しくても頑張っていれば必ず上手くなるという心の持ち方にかかってくると思うし何か一つでも上手い人の技を会得することにより前に前進することが出来るとともに自信がついてくると思う。 もっともっと上達するという「や る き」の決意を持ってほしいと思います。 平成30年が皆様にとりまして輝かしい年でありますよう祈念申し上げます。

 今年もよろしくお願い致します。