R4年7月号

「人生・・君と一緒に独楽に出逢えて本当に良かった!」

  理事 溝俣 誠   

 小学生の頃は、よく近くの神社の土俵の上で友達と引きゴマを楽しんだものでした。  あれから今では、ちょんかけ独楽を楽しめる自分が居ます。 ちょんかけ独楽を始めて11年となりました。 水俣で偉大なる坂下名人、千歳の山川師匠の下で6年間学ぶ事が出来ました。 今になってみて、あの時期に独楽を学び連れ合いと一緒に練習に行けた事が、いかに幸運であったかということに気づかされます。 何ものにも代えがたい夢のような楽しい時間でした。 あの時じゃないと今では独楽練習に費やす事は出来なかった事でしょう。

 独楽を回すにあたって、ちょっとした事で独楽は動きが変わって上手くいかない事が有ります。 それがまた怖い所でも有りますが、醍醐味ではないでしょうか。 一番独楽を見て欲しい人、喜ばせたい人が居るのと居ないのでは独楽へのモチベーションが、全く異なるんだなぁと痛感してます。

 日常の中、楽しい事が少なく辛い事が増えて来る時期になりました。前のように独楽の練習も出来なくストレスも増えて来ますが独楽を楽しむ事を諦めない様にしないといけない!とは思っております。 

 

 

 

 

 いつの日か又イベント、お祭りで独楽披露が出来る事が楽しみです。遠く離れた人も何処か近くで見に来てくれると思います。だから独楽をまだ続けられる気持ちになれます。

この先、大事な人との約束を守って独楽を辞めなくて良かったなぁ~と言う日が訪れる事を願ってます。

 どうか保存会が、楽しい!居心地の良い!場所で有ります様にと願いまして皆様、どうか宜しくお願い致します。

 

 

  (和歌) 

  君と独楽 7月空に 芝の上 喜ぶ顔に 夕日があたる