R3年12月号

「一致団結」

   副会長 塔ノ上 成   

 コロナ禍を乗り越えて来た今だからこそ、より強固な「一致団結」が大事だと思います。 大きな団体の一員として、ある目的を持って、目標に向かって行動する時に、何か分からない事があったら、当たり前の事でも各担当にしっかり尋ねて、仲間の同意のもとに行動する事が、心を一つにして同じ目的に向かって進むことになります。

 保存会会員も高齢者が多くなり、思うようにコマ回しが出来なくなられた方もおられると思います。 若手の会員の方々は現役で仕事、子育てに大変な時期でもあります。 これらの会員同志が笑顔で交流すれば、明日への活力にもなると思います。 そういう意味からも熊本城二の丸広場で行われる定例会と練習、土日祝日の公開練習等へ都合の許す限り積極的に参加されることが、自己啓発にもなるし、ひいては保存会の発展につながって行くと思います。

 保存会会員の中には、コマ回しが充分出来なくなられた方もおられると思います。 

 

 

 

  

 

 

そういう方でも元気に来ていただいて、種々のアドバイスやご指導をいただくことで、後進の育成につながって行きます。 まだまだ油断は出来ませんが、感染症対策を守りながら健康第一で人生楽しく明るく笑顔で毎日を過して行きましょう。

 これからも保存会の皆さんが、熊本市無形文化財の肥後ちょんかけごまの技の修練と伝承という共通の目的を持って、活動して行くことが大事です。

 肥後ちょんかけごま保存会が掲げる「見て、やって、遊んで、楽しむ」をモットーに皆で肥後ちょんかけごまを回して、保存会活動を盛り上げて行きましょう。