R3年10月号

「単一と基礎・複合と応用 」

   岡田希望  

 こんにちは、巻頭言4回目の岡田です。 World Spin Top Contestの映像を観て、ちょかけ独楽の特性と世界との差をつくづく感じました。 これまでは、独楽に十分な回転を加えてから、自分のタイミングで単一の技を仕掛けて基礎を習得し、技量を向上させてきました。

 しかし、コンテストは異なります。 制限時間内で、カメラ正面を意識して、澱みなく演技する必要があります。 コンテスト優勝者のような目を見張る技の連続を目指すのですが、実に難しい。

 

 

 

 

 重くて慣性力の強いちょんかけ独楽を、短時間で操る難しさです。 複合

的に技を繰り出す応用力を身につけなければなりません。

 

 今年は、3分間16種類の技で

 世界と勝負する、 挑戦あるのみ。