R3年4月号

「貴重な集団」

副会長 朝永 清寿 

 ちょんかけ独楽保存会」の会員平均年齢は、可能な範囲で計算してみると、68才くらいです。 しかも、会員の63が日本人の平均健康寿命(男性70才、女性73才)を超えていて、人口ピラミッドは極端頭でっかちになっています

 その健康寿命の健康とは、日常生活不自由なく過ごせるというもので、独楽が回せる様なすこぶる健康なまで規定しているとは思えません。 そういうことで、私たちは老いてますます盛んな人生を過ごしている貴重な集団であることには間違いないでしょう

 しかしながら、貴重な集団がそのまま存続できる訳ではなく、このままけば、いずれにせよ消滅の危機を迎えることになりはしないか、とっても心配です。

 

 

 

 

 

 

 昨年開催された、あいポートフェスティバルのラジオ放送では、「問題は後継者の育成だー」と繰り返していた覚えがあります。 「保存会」の名前のとおりですよね

 現状ではコロナ禍の中、何をすべきか妙案はありませんが、皆さんと一緒に仲良く楽しく独楽回しができるように、できるだけお城に行こう、機会があれば名刺を配って回ろうと考えています。