R3年2月号

「畑の中の練習場」

理事 木下 幸春 

 令和2年はコロナで始まり見通しのつかないまま一年が過ぎてしまいました。 この間、保存会の定例会等の諸行事はもとより多方面のイベント・お祭り等が中止や延期となり、不要不急の外出制限を旗印に寂しい想いを皆さんされたと思います。 二の丸広場がこれ程、恋しいとは私自身思いもしませんでした。

 ともかく、こまの練習を継続し、少しでも技の練度を維持しなければなりません。 近くに手頃な公園があり、練習場所として使わせて頂いていましたが、宅地になってしまい利用できません。 そこで私が思いついたのが畑でした。 自宅の前に畑を借りていて季節の野菜を栽培していましたので、畝を二つ程つぶして場所を確保し草地にしました。 練習を重ねていくうちに表面が固くなり最適な場所となり満足していますが、欠点として梅雨時期には水没してしまいますが、技量維持には欠かせない場所として利用させていただいています。

 

 

 

 

 長谷川会員から送られて来た動画を見て感想を一言 いや、驚きました。

 世界中にはすごい人達がこまを回しているんだと感心しました。 技の練度、スピード、演出構成等日々の鍛練が伺えます。ちょんかけごまにも応用出来る技が多数見受けられます。

 ちょんかけごま保存会の末席に在籍している以上、日々の鍛練を怠らず、世界中のこまを愛している人々に未熟ではありますが、日本のちょんかけごまだと胸を張って演技できるよう努力するつもりです。